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2006年4月 9日 (日)

「養生訓」 貝原益軒著

痩せたことにより見た目も健康そうになってきた。「その秘訣は?」と時折聞かれる。その際に、お勧めしている本が貝原益軒著「養生訓」。全てが良いとは言わないが、少なくともこの本は臨床的に日本の風土に良いというものがちりばめられている秀作だ。多食・肉食を否定し、タバコを銭失いと論じ、薬に頼ることは下策とし、酒の飲み方なども記されている。ファーストフードが幅を利かせ、肉食・乳製品・砂糖・卵が跋扈している昨今、一方では日本食の持つすばらしさが世界のセレブの間で広まりつつある。日本の伝統に基づく養生の仕方、今だからこそ見直すべきときのような気がする。

この「養生訓」は仏教経典論疏と共に、私の机の横の棚に常駐させている。この本に出合えたことに深く感謝している。

養生訓については、またの機会に。今宵はこれまで。

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