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2006年4月 1日 (土)

喘息の発作による気づき

1日。車椅子に乗り始めていろいろなことを感じる。優しい方々、冷たい人々。香水の害もタバコの害も改めて感じる。

ここで、優しくしていただけた方々に対しては、こうした方々のためならば、国を守りたい、世界を守りたい、環境を守りたいと感じる。一方で、冷たい対応をされる人たちには、このような人たちの為に自分の命を犠牲にはできないと感じてしまった。ところが、それを感じると同時に、別の感情も湧いていた。こうした荒々しい気質の方々が増えている今だからこそ、少しでも和やかで柔らかい感情を持っていただけるように尽力したいと。自分の中の二つの側面。それを見つめた第三の私は、自分の中にも優しい自分と冷たい自分が居ることを穏やかに観ていた。荒々しい感情に荒々しく対応していては、いつまでたっても何も変わらないどころか過激になっていく。自分自身の心の中を見つめるという意味でも、車椅子での生活は私に大いに気づきを与えてくれている。

手助けを無私の気持ちで行ってくれているカミさんに大いに感謝。そして今回の喘息の発作は大きな気づきを与えてくれていることにたいしても「ありがとうございます」。

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