大神神社・・・(3)
本殿を後にし、狭井神社へ向かう。体調が悪かったら、あの坂も上れなかったにちがいない。しかし昨日は実に体調がよく、サッと坂を上りあがった。途中、磐座で感謝のお祈りをし、甘酒をいただいた。そして池があり、そこに祀られているイツクシマ(弁天)さまにお祈り。なるほど、ここは龍神さま。狭井は神水が湧き上がる神社。その境内右には三輪山に上れる道があった。次回、友人のKさんを連れてきて、一緒に上りたい、強く感じた。次回は三輪山の御神域に足を踏み入れようと思う。さてこの狭井のお水だが、ちょっと近代化されてはいるが、とても美味しいお水だった。病気平癒を祈り来られる方々ばかりでなく、書道に用いたり、いろいろ使われていることも知る。こうした水が湧き上がっていることにも感謝感謝。水は龍神に繫がる。歓喜の水。ありがたいことだ。
次に、久延彦。智慧の神様。ここへいたる途中で、絶景の展望台がある。そして三輪の杜。大神神社はまさに自然と共に生きていると改めて感じる。
久延彦神社には絵馬が並んでいた。学業成就のお祈りのようだ。ここでふと感じる。私たちは、願い事はするけれども感謝の祈りをほとんどしていないのでは・・・。祈りとは何なのかを、自分自身反省しつつ、久延彦神社を後にした。
そして、大神神社最後が若宮。大神神社の本地は十一面観音様。そういえば、私が高野山南院で加行をしたときの正面に居てくださったのは十一面様。また聖天さまの御本地も十一面様。いまのお師匠のお寺のご本尊も十一面様。この力強き十一面様に今まで守られていたことに改めて感じ入る。感謝。この若宮様はもともとはお寺だったそうだ。明治の神仏分離でお寺は廃寺になり本堂は若宮様となった。明治維新のひずみをここにも感じた。近いうちに、明治維新批判をせねばならないと、感じた。この若宮の鎮守様の一つは金比羅様。この金比羅様は実は大神神社の御主神の大物主神と一体であると聞いている。
今回の三輪さま、とても気持ちよくお参りさせていただいた。それ自体ありがたいこと。感謝したい。何か私たち夫婦の顔が一段と輝き始めたそう感じる、大神神社参りであった。ありがとうございます。
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