アレクサンダーテクニック横浜から、お茶の水の聖地へ
午前中、アレクサンダーテクニックを学びに行く。このテクニックは実に応用性が高い。身体の細部を意識していくものだが、とても勉強になった。体験が大切であることを確認。ここの講師のKさん、実はカミさんのヴァイオリンの先生であるBさんと知り合いであった。岐阜と横浜、この遠い場所なのにマクロビオティック、アレクサンダーテクニックを通して結びついた。これもなかなかの共時性に思わず夫婦でニッコリ。しかも、この場所、横浜の私たちのアパートから実に近いところにあった。縁は本当に楽しい。
東京医科歯科大学付属病院へ出かける。7月4日に親知らずの手術を受けることに。結構大変な手術になるようだ・・・。担当医のS先生を信じるしかない。
その後、御茶の水近辺を巡る。まずは江戸の総鎮守といわれた神田明神。ここの祭神は平将門が有名だが、彼は三ノ宮。実は一ノ宮に大己貴命、二ノ宮に少彦名命。大己貴命は大国主命の別名。また少彦名命は大国主命と共に国造りをしたといわれる神。共に出雲系。先日からこの大国主命を調べていたので、ここでも共時性を感じた。ちなみに、境内に大きく祭られている大黒様。本来はインドのシヴァ神の暴れる姿であったのだが、大黒と大国という言葉の近似性と、共に死を司る神であったことから混交されている。そして同祖神とも一体化していったとのこと。ただ気になったのは江戸総鎮守の神田明神のパワーが減っている感覚がしたこと。コンクリートで覆われているのも大きな原因かもしれない。境内ではこの日本の首都東京を守ってくださっていることに感謝の祈りを捧げてきた。この神田明神前の甘酒屋でしばし休憩。ここの甘酒はアルコールの入っていない、麹と米からできた人気商品だそうだ。
神田明神の後は、その南側にある湯島聖堂。江戸時代に朱子学の高揚を目的に建てられた孔子廟。ここはほかの場所と違い、少し異国の大陸の匂いがした。どちらかというと、日本の神社がからっとしているのに対し、湿気の多い重厚な感覚の場所だ。
そして最後におまいりしたのが湯島ニコライ聖堂。
お茶の水は面白い場所が多い。ただ私はなぜが天神さんとの縁は薄く、湯島天神は行くことができなかった。神道、儒教、キリスト教の聖地を仏教の坊主である私とそのカミさんがお祈りして回る、これもまた日本らしく、私たちらしいのではないかと思う。
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