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2006年2月28日 (火)

二月不動護摩

20060228-01 二月の護摩供養。今日もきれいな火が上った。やわらかく温かな光。しかも剣のごときキラメキも。火は今日訪れた方たがと私の心の顕れ。護摩は本当にありがたい。

法要終了後、ストーブを囲み、絨毯の上に座り込んでの団欒。こうした時間が人の心を和ましていくのだろう。感謝感謝。

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2006年2月27日 (月)

各務原市北清掃センター視察

20060227-05 各務原市のごみ減量化市民会議委員の第二回会議。この会議には環境省登録環境カウンセラーとして選任された。前回は上京中だったために不参加。

今日は北清掃センターへ視察。左記の写真はペットポトルのリサイクルの実際を示してくれたもの。しかし、リサイクルすると生産することよりも多くのエネルギーを使い、かえって環境を悪化させてしまう現実を改めて認識させられた。実際にこうした委員として現場視察すると、いろいろ感じさせられる。ごみの減量化・・・これは私たちの心にも直結する内容だ。単なる現象としてとらえるのではなく、もっと心の問題としてもとらえてみたい。

http://homepage3.nifty.com/tng/ecology/kitaseiso.html

上記のURLに視察の写真をいくつか掲載した。

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2006年2月26日 (日)

「即事而真」を感じる

今日も二件の相談があった。そしてその二件より私自身が学ばされた。強く信じること。そして何よりも困ったときこそ、共時性(偶然に一致に見えるもの)に注意して、その流れに身を任せること。二件の方々に語りながら、私自身にも言い聞かせた。

最近、とみに感じることがある。真言宗の伝統教学の「即事而真(そくじにしん)」。修行の師であった南院前住職内海前官様からも何度も何度も教えられた言葉。そう、現象面を単に現象と見るのではなく、そこに真実性が現れており、そこに自らの心が顕れていると見ること。このことは今まであまり実感がなかった。しかしこれだけ毎日共時性が起きてくると、この即事而真を強く感じる。伝統教学は、原典からずれていることも少なくないが、それゆえにこそ、体験に基づいて深く読み込まれた祖師が居たということでもある気がする。伝統教学を金科玉条にすることなく、その言葉をどうして作り出されていったのか、自ら体験していくことで深化させて行きたいものだ。『理趣経』講伝で、科学的学問法と伝統的な学問の両者を大切にされた師松長先生の言葉が、耳にこだましている。

松長先生、内海前官お二人の恩に深く感謝。

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2006年2月25日 (土)

各務原市のmannaz

20060226b お気に入りのマナーズで昼食。今日はとにかくオーガニックを食べたかった。身体が欲していたようだ。美味しくいただいた。砂糖不使用、メープルシロップ使用のイチゴタルトも、シナモンティーとの相性もよく美味しかった。

昨夜、ネットサーフィンをしていたら、このお店でコンサートをする音楽家の神人さんのブログに行き着いた。そこで、今日は思わず、マナーズでそのコンサートを申し込んでしまった。このお店の二階では我が家のカミさんは、ヴァイオリンを習っている。私たち夫婦にとっては食事処だけではなく、音楽場でもある。

気持ちの良い空間で気持ちの良い食事。そして気持ちの良い音楽。こんなお店が一軒でも増えてくれると嬉しい。 http://www.warabe.co.jp/mannaz/mannaz.htm

20060226a 20060226c

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2006年2月24日 (金)

二つの展覧会

カミさんと共に二つの展覧会に出かけた。

P1010021 その前に、お花を買いに中日ビルに。そのお花が準備できる前によちょっと腹ごしらえ・・・と地下二階の山本屋。牡蠣入り味噌煮込み。山本屋は久しぶりに。そういえば、前回はカミさんの仕えていた佐藤前代議士が名古屋に来られたとき以来だから、1年ぶりになるかも。・・・ちょっと腹ごしらえのつもりが、しっかりとおなかは膨らんだ。美味しかったです!ただ二人とも、ちょっとお笑いをしてしまった。前掛けをしたままにレジに来てしまった。ちょっと恥ずかしい思いをした。

20060225 まずは、「山下清と共に」。私の義理弟(妹の檀那)のお父さん森寿さんが、オリエンタル中村(現在の三越)時代に、山下清画伯と一週間過ごしたそうだ。そのときの記録写真。45年前の名古屋の姿も、山下画伯の活き活きとした素顔もすばらしいものだった。それと同時開催されたのが、イタリアとオーストリアの現在の写真展。美しい景色と活き活きした人間の様子。この親にしてこの子(わが義弟)あり。彼がプロのカメラマンになったのは確実にこのお父さんの影響のようだ。 http://www.geost.co.jp/  ジオ写真事務所を経営している。

次に一宮。私の小学校6年生のときの担任だった三輪先生の展覧会。32年間の小学校教師時代に発行された学級通信がズラーッと。カミさんと先生の話も弾んだ。三輪先生のおかげで今の寺子屋講師の自分が居る。

20060225a 20060225b 20060225c

二つの展覧会を見て、芸術は人を豊かにする・・・改めてそれを強く感じた。おふたりに、そしてそれを陰で支えた奥様はじめ、多くの方々に感謝。そしてこの展覧会に生かせて戴いた大きな命に感謝。

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2006年2月23日 (木)

ボランティアの一日

お寺の裏にある尾崎団地で毎週木曜日にお年寄りを集めて行われているボランタリーハウス尾崎。私も数ヶ月に一度、お話をしにいく。今日はその日だった。「感謝の言葉」「昔と今と」という内容の話をした。

その後、各務原市の環境部に行った。市のごみ減量の市民会議の委員に選ばれたのだが、前回は上京しており欠席したために、その説明を受け、さらに委嘱状を受け取るためだ。このごみ減量化に少しでも役立てれば嬉しい。次回は月曜日、市の清掃センターに見学に行くとのこと。

環境部長室に浅野市会議員が居た。彼とは本当に縁があるようだ。彼のような政治家が一人でも増えてくれると嬉しい。彼の仲間が大きくなっていくことを心から臨んでいる。

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2006年2月22日 (水)

眠られぬ夜に・・・

昨夜は眠れなかった。喘息の発作に風が併発し、横になることがつらく、机の前に座っていmandala-shosonた。

  何もすることがないのはさびしいので、守護尊曼荼羅の略図を作ってみた。カラダはつらかったが、小ざかしい頭は休止状態だったおかげで、心で二種類の曼荼羅を作れたような気がする。

mandala-shoson2

mandala-shoson5

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2006年2月21日 (火)

二月の守護尊カード

今日は二月の月例弘法大師。体調が不良なままに臨んだ。それでも、読経だけは何とか声が出せたと思う。法要後の法話もとりあえずはお話できた。体調不良は少なくとも何かのメッセージ。もう少し自分を振りかえれという意味か?途中で、ある仏様の姿が浮かんだ。先日からこの仏さんに関わることが連続している。体調が整ったらこの仏様を拝もう。それまではベッドの上でこの仏を念じることにしたい。その仏様は・・・来月守護尊カードでお目にかかる。

カミさんはまだインフルエンザの影響で休養。

守護尊カードを先月に続いて授与。六種類あったが、それぞれの人に合ったカードが渡っていた。今回は、

・慈愛の弥勒菩薩、

・多様性の十一面観音、

・清めの金剛塗菩薩、

・愛欲の浄化の愛染明王、

・破壊と再生の大自在天、

・大自在天の妃で美とエネルギーの烏摩妃。

このカードは、お祈りをされた方々にメッセージを与えながら、守護してくれるに違いない。このカードを作ることを示してくれた大宇宙に感謝、感謝。

また高家寺ホームページに守護尊曼荼羅の略図を載せておいた。興味がある方は覗いて欲しい。  http://www.kokeji.com/shugoson.html

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2006年2月20日 (月)

三輪・三輪・美輪・三輪

先日、小学校六年生の担任だった三輪先生より展覧会招待の手紙が届いた。ジュニアゴリラーズという野球のチームを作り、そのチームでいろいろなことをしたのだが、随分と迷惑を掛けたと思う。でも本当に楽しい六年生だった。

先週、金曜日、支所の会合で食事をした。岐阜の三輪神社の隣にあるお寺の三輪住職が隣に座った。

その日、帰宅するとカミさんより「美輪明宏」の舞台を見たいのでチケットを取って欲しいといわれた。

そして今日、相談事に来られた方が、三輪神社の御札のことを話された。

「ミワ」「ミワ」「ミワ」「ミワ」大きなメッセージが隠されているようだ。

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2006年2月19日 (日)

庚申様

最近、相談事が増えている。今日も二件あった。

その一件のうちで、話が進み、最後になって青面金剛すなわち庚申様の話が出た。私は庚申の日の生まれ。そして、相談者の家の前に庚申様があることを知った。さらに、その相談者のお父さんが、庚申講を守る最後のお一人であることも知った。今回のこの相談は庚申様のエネルギーが動いたような気がする。相談者に庚申様をお掃除し、感謝の言葉を毎日掛けるようにお勧めした。きっと庚申様のエネルギーが大きく働いてくれるに違いない。

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2006年2月18日 (土)

内弟子の得度式

内弟子の得度式。戒名は宥慧(ユウエ)。身体が悪いにもかかわらず、よく頑張って出てくれたと思う。心を込めて戒師を務めた。彼が自らの病に耳を傾け、自分自身をより深め、奥深い自分に目覚めてくれることを希望する。形よりも中身を選んでくれることを心より望む。

兄弟子たちが、不遜なことを述べたように思うが、実はその言葉の中には大きく深い意味があった。彼らのその言葉の真意を知ってもらえると嬉しい。彼らはそのあたりの坊さんよりも坊さんらしい物事を考える人たちだからだ。私の弟子というよりも、私の仲間たちだ。彼らの言葉が宥慧さんに深く届いてくれれば嬉しい限りだ。

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2006年2月17日 (金)

支所 物故者追悼法要

物故者の追悼法要があった。どうしてもこうしたものに抵抗を感じてしまう。なぜ、戦後の先師なのか?なぜ寺族なのか?「南無先師尊霊」とか「南無寺族精霊」とは私はどうしても声に出せない。その抵抗感が、声明(しょうみょう)で目茶目茶なことをしてしまった。大変皆に迷惑を掛けたと思う。しかし、この抵抗感はぬぐえない。果たして、弘法大師はこんなことを望んだのだろうか?これが坊さんたちのすべき法要なのだろうか?途中で、他者に対する思いやりを感じない意地悪な言葉も何度も聞かされた。悲しかった。またそれに対する機微に富んだ言葉が出せなかった自分にも大いに反省した。

ただ今回は食事は良かった。岐阜グランドホテルでの薬膳料理。フレンチやイタリアンでお肉やお魚料理が出ることを思えば、こうした薬膳を選んでくれた支所の正法寺住職田中事務局長にお礼を言いたいし感謝を述べたい。坊さんの会合ではせめてこうした食にも意識を傾けてもらいたいものだが、普段はなぜかお魚やお肉料理が並ぶ。とても悲しい気持ちになる。しかし今回は田中事務局長のホームランであったと思う。

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2006年2月16日 (木)

カミさんがインフルエンザAに

明日の高野山真言宗岐阜宗務支所の物故者追悼法要の準備を終え、夜9時に帰宅。するとカミさんが苦しそうにしていた。熱を測らせる。38度。・・・インフルエンザ?・・・カミさんの求めに応じて、救急外来で病院へ連れて行く。案の定、インフルエンザAに罹っていた。おかげで私もマスクを掛け、イソジンで嗽(うがい)。実は今日の午前中までは、横浜でカミさんによく喘息の看病してもらった。荷物まで持たせていた。これからは私の番。カミさんの看病をしながら感じる。人はゆっくりと休まねばならないときがある。そうしたときは言葉をできる限り発せず、ただただ横になり、心で感じるようにすることだと。病もまた天からの贈り物・・・そんなことを感じた。

話は変わるが、横浜からの帰路はこだま号に乗った。いつもより一時間余計にかかる電車。しかしそのおかげで二つの良いことがあった。一つは、ゆっくり眠ることができたこと。昨晩の寝不足を十分に回復できるほど眠らせてもらった。もう一つは、岐阜羽島の駅で、義理の弟(妹のダンナ)のお母さんに出会ったこと。この出会う確率はきわめて低い。今回の横浜は、初日に義弟に出会い、最終日にそのお母さんに出会ったことに代表されるようにまさにシンクロばかりであった。ありがたいこと。感謝感謝。

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2006年2月15日 (水)

「濱新」と「エレーナ」 大好きなお店

20060215a カミさんの元上司の佐藤謙一郎前代議士夫妻と共に横浜の関内駅近くでお食事をした。お店の名前は「濱新」。私たち夫婦にとって、とても大切なお店の一つ。お気に入りは、この時期が最後になるという「牡蠣天丼」。これは絶品。しかも今日は、ここの店主の食に対するあくなき探究心が、ある意味で「求道心」ともいえるものを感じる。http://www.hamashin.net/

20060215b その後、毎月かならず訪れている山手の「エレーナ」に赴いた。ここの手作りケーキは絶品。しかも紅茶も厳選されたもの。景色もいいし、ご夫妻の温かさはとても心地よい。毎回毎回、いろいろとお話をさせていただいている。本当に楽しい時間をいただけるお店だ。今回も、またまたお店が閉まる時間の間近で、迷惑をかけてしまった。雨が降りかけていたのでなんと駅まで送ってもらった。心から感謝。http://www.yamate-elena.com/

ここで紹介した二つのお店は、自分のお店の商品にとことんこだわっている姿が共通している。お店ばかりでなく、いろいろなところでご活躍されている点も共通する。しかも、自分の利益にはならずとも「公の利益」を追求されている点は注目に値する。とても心地よいし学ばされる。ある意味、自分自身が謙虚にさせていただける。市井にこういう方々がいることを嬉しく思うし、出会わせていただいたことに心から感謝している。

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眠らない街六本木

カミさんが元の秘書仲間と会うために六本木に出かけた。私は歯医者の後に赤ひげ堂で体のメンテ。その後に迎えに行った。

歯医者のある表参道と青山通りの交差点辺りは、なぜか気持ちが良い。人通りが多くても不快感はあまり内。その理由は不明だ。一方、六本木は不快感の塊であった。まさに欲望が渦巻く街。この街の魅力は私には理解できない。

「カラオケに行く」という連絡が入り、そこへ迎えに行った。そのカラオケの料金表に、始発の電車の時間までと書いてあった。店員が「眠らない街ですから」とのこと。感心する一方で哀しくなった。この街は私の居るべき場所ではない・・・欲望の渦巻く眠らない街六本木。ただオーガニックカフェがあったことは唯一ホッとさせてくれた。このお店に深く感謝!

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2006年2月13日 (月)

代々木から中野坂上へ

赤ひげ堂で、またまた喘息の治療。今日の鍼は思い切り効いた。肺と肝臓のツボはすごいものがあった。感謝感謝。

そののちカミさんの友達と食事。最近、下降線の運を持った友達だったが、何とか私たちの幸運パワーで回復。彼女もきっとこれから上昇して行くにちがいない。ツキを呼び込むには笑顔が大切だとあらためて知る。

今日も一日シンクロ(共時性)一杯。感謝感謝。

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2006年2月12日 (日)

桑田二郎の本にビックリ

昨日の治療の効果があり、少しからだがたるかった。そこで今日は一日、部屋で休息。月光仮面・エイトマン・まぼろし探偵・・・などの漫画を描いた桑田二郎の釈尊や般若心経関連の本を手にする。びっくりした。あまりにも深くすばらしい内容だった。漫画でこれだけ掘り下げた解説書はあまり見たことがない。早速Amazonで、彼の作品を購入した。来週には何冊か揃う。楽しみだ。この本に出会えて感謝している。

今夜は、マンションの隣の居酒屋「とり鉄綱島店」で夕食。店長は居なかったが、そこで店員さんといろいろとお話を。七福神が飾ってあった。なかなかすばらしいものだった。きっとこのお店はより高みに登っていくに違いない。

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2006年2月11日 (土)

指圧・鍼のために代々木・・その後に表参道へ

月に一度上京する。カミさんが昨年秋まで国会に働いていたことから始まったのだが、上京のたびに鍼灸院に通っている。代々木の漢方赤ひげ堂。相性が良いのか、私はこの鍼灸院のおかげで、ずいぶんと体調に変化が出た。まずは見た目。そう、平成16年12月の体重が85キロ。そして今は66から67キロをウロウロしている。体が軽い。体調もかなり良くなってきている。まだまだ病弱であるには違いないが、食事も変化してきて、随分と世界観も変わった。まさに感謝感謝。

20060213 今回は喘息の発作がひどかったので、そこを中心に治療するためにやってきた。前日からの疲れもひどかった。新幹線ではぐっすり眠っていたらしい。この赤ひげ堂で、義弟(妹の旦那)と姪っ子に出会った。これで三回目。この赤ひげ堂を紹介してくれたのがこの義弟。彼にも心から感謝している。こうしたシンクロ(共時性)としょっちゅう出会う場所でもある。先月は、うちのお寺の信者さんにも出会った。

この鍼灸院の後、カミさんの友人と、またまたマクロビオティックを食べに表参道のBROWN RICEへ。ただ今日は表参道ヒルズの開店の日で、かなりの人手で表参道を埋め尽くしていた。20060213b

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京都・・神戸

理趣経の伝授の後、神戸へ。カミさんと私たちの共通の友人が神戸で、江原さんの講演を聴きに行っていたため、迎えに行ったからだ。当初の予定とは異なる場所であった。しかも終了時間が聞いていた時間よりも一時間半も遅い。

あああああ・・・まぁそれでも本を読んでしばらく勉強できたことはありがたかった。そういえば、お寺の出発前に体重を量ったら、666.目の前に走っている車のナンバーも666.なんだこれは・・・ヨハネの黙示録???と思っていたら、久しぶりにカーラチャクラタントラの関係書を読んだ。・・・なるほど・・・カーラチャクラはすべてを六つに展開させる経典だった。ちゃんとシンクロがでていた。

迎えてから西宮で食事。私にとって人生の転機となった場所であるが、もう西宮は私の住む場所ではないということが強く実感。あまりにも違和感があった。おそらくもう二度と行くことはないだろう。その後、高速道路を使い、岐路に。帰宅時間は3時過ぎだった。

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2006年2月10日 (金)

理趣経法伝授

師の理趣経法伝授と理趣経の講伝。全部で16日間二年に渡った。この講伝はどんなに病をしていても、必ず出席できた。一方ほかの伝授会や講伝では、どんなに体調が良くとも出席がかなわないことがあった。師との縁の深さを実感。本当に感謝している。内容的にも実に大切なものばかり。師から受け継いだものをまだ咀嚼できたとはいえないが、自分自身で何度も噛み締めてみようと思う。次回は大日経講伝とのこと。既に申し込んだ。

今回も体調不良であった。カミさんがついてきてくれたおかげで、かなり肉体的に楽をさせてもらった。カミさんにも感謝。

ただ残念だったのが、京都駅上にあるホテルグランヴィア。できればベジタリアンのメニューもしっかりとしていて欲しかった。まぁ、それでもバイキング朝食でベジタリアンにかなり近い食事を選んだし、朝日が見事だったことには合掌して感謝できた。これはありがたいことだった。

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2006年2月 8日 (水)

争い・・・喧嘩も戦争も根っこは一つ

非対立とか平和とかを大きく掲げて活動している方々が居る。それはそれで尊いことだ。しかし、その方々の多くが家庭内で、戦争を起こしている。組織内でヒエラルキーを作り上げる。専制が行われたり、細かい争いが絶えない。戦争も喧嘩などの小さな争いも根っこは同じなのではないだろうか?根本的に方法を理解の変えないといけないのではないだろうか。

私はカミさんと仲がいい。これは周りが認めてくれている。もちろん喧嘩はする。言い争いもする。お互いの自己主張もする。でも、しっかりと話し合い、相手が何を訴えているのかを最後には理解しようとする。そしていつもすぐに仲良くなる。

家庭内は・・・平和とはいえないかも・・・私への執着が原因か?それも私が原因。

喧嘩を見るたびに、戦争も他人事じゃなく自分のことだと感じる。ヨーロッパとイスラムの最近の争い、イスラム対イスラエル、中韓対日本、中露対アメリカ、そのほかも他人事ではない。

喘息やアトピーで苦しんでいる自分を見て、地球も息がし辛くなって苦しがっている・・・そのように感じるようになってきた。 組織に馴染めない私も、また戦争の発端の一人なんだろうあぁと今は感じる。

さてさて、だからこそまずは周りから。最初はカミさんと仲良く、家族仲良く、周りとも仲良く、楽しく生きていくことが大切な気がする。まずは周りから・・・。

こんなことに気づかせてくれたことに大いに感謝。

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2006年2月 7日 (火)

のんびり のんびり

今日はお昼に一件初七日の法事。五時から九時までの寺子屋。それ以外は基本的に身体を休めた。まだ喘息から体調は回復しない。結構つらいものがある。それでも今朝から薬はやめた。薬という人工物を用いずに、ここからは呼吸や食事で体調を整えようと思う。明日は一日オフなので、明後日の伝授会に向けて、ゆっくりとするつもりだ。

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2006年2月 6日 (月)

ある陰徳の人の葬儀

今日はある陰徳の方の葬儀の導師をした。家族葬で心から送り出すことのできた心温まる葬儀であったと思う。定年退職をし30年。共働きの娘夫婦に代り、幼稚園の送り迎えなど二人の孫の面倒をよく看たそうだ。そうしてなによりも、30年の間、共用アパートの周りの掃除や草取りを黙々とこなし続けたとのこと。自治会長から市長へ表彰の推薦も何度もあったそうだが、そのたびに断られたという。口では簡単に言えるが、定年退職をした方でここまで遣り通すことはなかなかできるものではない。その後姿を見てきた娘婿もまた、広域の町内のために、また老人たちのケアのために見事なくらいに働かれている。人は口ではなく、背中で語ることにより、次世代に様々なことを伝えて行くということを改めて感じさせられた。

そういえば、私は母方の祖父の背中を見て育った。祖父は赤貧の中を家族のためよりも、町内のため、九州などからの出稼ぎに来ている人のため、北海道の鶴たちのため、尾張一宮真清田神社の神々のために働き、周りの人から「おとうちゃん」と呼ばれて親しまれてきた。実に多くの人が出入りをする家であった。私が僧侶になった最大の要因はこの祖父の初孫として背中を見てきたからだということを思い出した。

陰徳積善の行為は、時を経ても次世代に受け継がれていくのだろう。

このような方の葬儀の導師を勤めさせていただき感謝。また亡き祖父にも感謝。

grandpa002 この写真は二年前に私の亡き祖父が節分で豆まきをしてくれたときのもの。私よりも僧侶らしかった・・・。

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2006年2月 5日 (日)

雪・・・

20060205 この冬は雪が多い。昨日の夜から雪模様。昼になり太陽は照ってはいるが、写真のようにまだうっすらと雪化粧状態。正直言って、こうした低気圧や寒気による気圧の変化には敏感すぎるくらい敏感だ。だからこそ今回も発作が起きているのかもしれない。

しかし、これをただ単なる自然現象と見るのか、この自然現象も大いなる命の御技と見るのかで、人生は異なってくる。私はやはり後者を選びたい。頭で理屈で考えるのではなく、心でそしてその奥にあるSOULでもっと感じていたい。感じることに意識を傾けると、実に今まで何も感じようとしていなかった自分が居た。そんな自分を笑った。嘲笑ではない、緩やかな笑いだ。小賢く生きるよりも大きく感じる人生をこれからは選ぼうと、雪を見つめながら改めて決心した。

こんなことを考えさせてくれた自然に大きく感謝しています。

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2006年2月 4日 (土)

後片付け

節分の後片付け。カミサンが中心となり、後片付けまで楽しんでいただけたようだ。陰徳を積む、改めてその尊さを感じた。お世話係の方々を、御仏はきっと見守ってくださっているに違いない。

一方でそのお世話係の方の義理のお父さんが、亡くなった。そのお世話係の方が観音様のお掃除をしている最中だった。亡くなり方は、まったく痛みを感じず、まさに眠るように、安楽だったそうだ。枕経に行き、そのことを知らされ、また御仏に感謝した。

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2006年2月 3日 (金)

節分も終了

20060203-009 節分を終了  大いに参詣者の方々にもお世話係にも楽しんでいただけた。ツキを呼ぶお祭り、それが高家寺の節分祭大護摩火渡りだ。

http://www.kokeji.com/2006setsubun.html

昼の部で、煙を吸いすぎて体調を崩した。しかし、夜の部ではそれを仲間たちがみごとなくらいフォローをしてくださった。いや、むしろ、私がしなくても良いことを、今までは私がしていたということを思い知らされた。一人じゃないんだ、皆一緒なんだ・・・この思いから熱いものがこみ上げてきた。体調を崩さねば、このことが理解できなかったと思う。きっと御仏からのメッセージとして夜の部は体調を崩したんだと、今は確信している。体調を崩しながらも、最後まで法要をやり遂げたことが何よりの証拠だ。すべてに感謝感謝。 20060203-00820060203-023 20060203-012 20060203-02120060203-022 2006020331 20060203-01020060203-011

 

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2006年2月 2日 (木)

節分準備

今日は節分の準備。20名の方々に手伝っていただいた。1時半から5時までかかった。昨年と流れが大きく変更したために戸惑いもあったが、手伝ってくださった皆様は実にラッキーな方々だと私は信じている。感謝感謝。

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