ゆっくりと丁寧に心を込めて 葬儀を通して世の心理を見る
ユックリと丁寧にこころをこめて
本堂での葬儀
(写真は通夜の前なので、お位牌は置いてありません。)
外陣を使って荘厳。本尊さまがあるので、外陣と内陣の幕は張らず。内陣はロウソク・線香点灯のみ。
花も段飾りは一切用いず。枕花などで飾る。お寺で出入りしている地元の花屋さんにお願いした。
果物も地元の果物屋さんにお願いした。
食事も、近所の寿司屋さんた精進寿司を特別注文。
全体の進行は葬儀屋にお願いした。
葬儀屋だけにお願いするのではなく、葬儀屋も含め地元の方々と共に作り上げる葬儀。これが高家寺が大切にしていること。
時間短縮、パッケージ商品を選びがちな風習に、少し待ったをかけたい。
高級なものは、ユックリと練り上げて行くものが多い。手間暇をかけることは、それに携わったもののこころを潤して行く。ここが最大のポイント。
結婚式は何度でもできるが、葬儀は生涯でただ一度。だからこそ、いそぐのではなく、手間暇をかけて、ユックリと練り上げて作り上げたいもの。時間をかければ、時間調整がしやすくなり他者への迷惑は最小限となる。そして、多くの方々と共に連携していく。これが故人のためでもあり、遺族始め残されたもののためでもある。
葬儀終了後、葬儀屋から高家寺専用のコースを作りたいと申し出があった。
大叔母の葬儀を通して、高家寺のコンセプトは間違っていなかったと強く感じる。
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