踏切で老婆が立ち往生 その時
各務原市のとある踏切。
ある老女が歩行補助車に野菜を載せて渡っていた。
私は踏切手前二番目の車。
老女の歩行補助車の車輪が踏切線路の間に挟まり、立ち往生された。
私は渋滞の非難を覚悟に、車を降りて助けようとした。
すると、前から来た小学生たちがその様子を見てその老女を助け出した。四年生くらい。
困った人を見逃さずに助けた子供達の行為が嬉しかった。
その様子を見て、私は子供達に「ありがとう」と伝えて、車のドアを閉めた。
ただ寂しかったのは、バックミラーを見ると、その老婆は小学生に挨拶するもなく、立ち去ってしまった。
一方、小学生は私の車に手を振ってくれた。私は何もできなかったのに。
子供達に多くのことを教えられた数十秒であった。
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