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2015/06/15

青葉祭に思う 弘法大師生誕祭であるとともに本来は梅雨明けの行事

今日は青葉祭(写真は高野山奥之院のもの)。数年前まで、なんの疑いもなく、この日に弘法大師(空海)の生誕記念日として祝っていました。

ところが、うちのカミさんが旧暦の6月17日であることを知ってから疑問を持つようになってきました。カミさんの誕生日は梅雨が開けてカラッとした強烈に暑い時。梅雨どころかむしろ渇水が心配になるほど水気が少ない日。しかも、梅雨の厄が明けたのを祝う厄神祭(祇園祭・天王祭)も旧暦の6月16日前後。本来の青葉祭とは、梅雨明けをも祝う祭りであり、梅雨の最中ではまずいのではないかと感じるようになりました。(ちなみに師匠は旧暦の6月15日、新暦の7月21日生まれです)

それからは、高家寺では旧暦6月15日の青葉祭を旧暦6月16日の嘉承頂戴や祇園・天王祭と共に、旧暦の6月16日におこなっています。 なにを頑なにと思われるかたもおられるかもしれませんが、本来の意義を見失った儀礼は単純な形式のみであり、いわゆる世間的にいう魂がこもらないもの、背骨が全くない軟弱なものとなりかねません。

ですから小さな小さな地方寺院ですが、その本来の意義の灯火を絶やさないように旧暦の行事を守っていきたいと考えています。

ただし旧暦にこだわらず、二十四節気に合わせて、五節句も旧暦の行事も、お盆のように月遅れなど、太陽暦にも合わせた新たな措置が必要だとも感じています。 季節感を取り戻したいものです。
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