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2012/09/02

防災の日 旧暦のお盆 そして東日本震災被災過去精霊の供養

昨日は防災の日。関東大震災が89年前に起きた日でした。
そして旧暦七月十五日、正式なお盆。

実は一昨日、数年ぶりに恩師よりお便りをいただきました。
東日本大震災で行方不明になっている方々の
過去精霊供養ができないものかというものでした。
総供養としては、日本全国で行われていますが
一人ひとりの個別の弔いをされていない人が多数居ます。
そういう方を何とかできないかということでした。

これを在家の友人にお話しました。
すると真言律宗の忍性師のことが出てきました。
ここに年の間、わたしも忍性師を学んでいました。
それは宗春を学び
宗春が忍という文字を大切にし
宗春が真言律宗神鳳派の八事山興正寺の住職に
諦忍師を任命し
そこから忍性師を学んでいったのです。
偶然にも私も自分の本尊は忍性師と同じでした。
これがあくまでも偶然の一致の重なりで
意味があるとは思えません。
しかし意味が無いからこそ、
無限の意味を読み取ることができます。
私は勝手にこれを縁と感じとりました。

私は東日本大震災では何もできませんでした。
ただただ祈ることしか出来ませんでした。
ただただ祈るだけ・・・そこに虚しさがありました。
恩師からの言葉、友からの言葉
お盆に防災の日、それらが私の中で紡ぎだされ
今夜は本堂で、供養の初めとして
お祈りをさせていただきました。

東日本大震災行方不明者之霊
東日本大震災被災過去精霊
東日本大震災被災一切過去精霊

この三つの塔婆を作り
三井英光師より学んだ
光明真言加持土砂略作法と
法楽の読経。

ちょうど政治家を目指す若者夫婦が訪れており
彼らとともに一緒にお祈りを捧げさせて頂きました。

まだ形にはなっておらず
思いつきに近い形式での過去精霊供養ですが
とりあえずこの一ヶ月は続けていこうと思っています。
その間に、一人ひとりの方を供養する方法を
見つけていければと思っています。

組織で行えば素早くできるのでしょうが
組織を作るとそこにヒエラルキーが生まれ
政治的な才能がある人が組織を牛耳り
過去精霊供養という目的よりも組織維持が目的になりがち。
ですから組織は作りたくありません。

心あるお一人おひとりが、自らの方法で
精霊供養を行なっていただき
それが見えないネットワークになればと思っています。
独りでできることではありません。
私が祈ったところで、それは砂浜の一粒の砂粒程度のもの。
ですが独りが始めなければ何もできないのも事実。
幾つかの構想もありますが
それを幾人かの心ある方々に話して
10年後にはひとつの形になればと思います。

縁のある昨日、旧暦のお盆と防災の日が重なった昨日
スタートしました。

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