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2008/09/20

水天 9月天部1

水天
[読み]すいてん
[別名]龍王 水神
[真言]オン バロダヤ ソワカ
[特徴]八天、十二天の一。水を司る神。インドのヴァルナ神のこと。諸竜王の主。天地を保持する神であり、よく天界・人界の両界を知るものとして尊崇される。水の神・河の神・海の神であり、請雨法の本尊として扱われる。また、水はよくすべてのものを潤うことから、布施を象徴し、また大悲の徳を司る。

<<メッセージ1>>

水は、乾きを癒し、命を育み、穢れを洗い流し、熱を除き、よく周りの環境に順応する。あなた自身が水に触れ、水となれ。
《解説》
雨水は高きより低きに進んで潤いを広げ草木を育てる。あなたの衆生を救いたいという下化衆生の思いは水と同じように広がりを持ち、衆生の心身に潤いを与える。水は清浄なものであり、よく穢れを洗い流し、渇きを癒す。あなたの布施行はあなた自身を浄化し、また心身ともに飢える衆生に潤いを与える。水はその冷たさを保つ性質のために熱さをよく除く。水はその入れ物によって形を変え、隅々にいきわたる。同じようにあなたの布施行も様々な方向へいきわたっていく。水に触れることにより、水の持つ性質を観じ、あなた自身が水となって、あなたの周りを感化しよう。水の持つ力を活用するときがきている。

<<メッセージ2>>

他者を潤す者が、自らも潤す。布施行に専心せよ。
《解説》
心身に潤いを与えるので、水は布施の象徴とされる。自分の持てるものを他者によく与えよ。物質的に施しをする財施でも良い。慈しみに満ちた眼差しの眼施。優しく穏やか顔や笑顔の和顔施、優しく心温まる言葉の愛語施。自らの身体で奉仕をする身施。気配りや、感情の共感などの心施。電車バスそのほかの席を譲る牀座施。雨風をしのぐために軒先を貸したりする房舎施などの無財の七施もよい。また畏れるものの傍に居るのも大きな布施だ。他者に見返りを求めずによく布施するものは、また自らをも潤していく。布施行そのものが潤いであり、またそこから派生してやってくるのもまた潤い。布施行に専心しよう。

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