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2008/03/21

持国天 3月守護部

持国天  じこくてん
オン チリタラシュタラ ララハラハタノウ ソワカ

[特徴]
四天王の一。須弥山中腹東勝身洲を司る。般若守護善神の一。八部衆の一である乾闥婆・羅刹を眷族とする。乾闥婆はソーマを管理するもので、ソーマとは妙薬であるので、乾闥婆は良医とされる。また太陽の馬の通過する道を護衛するものとされ、帝釈天に侍って音楽を奏でるものであるいう。そうした乾闥婆を統御するのが、持国天である。国をよく治め護ることを本誓とする天王。帝釈天の軍神で東方を守護する。

<<メッセージ1>>
あなた自身を、あなたの家庭、あなたの住む場所、あなたの国家。あなたが専心できるものをよく治めよう。
《解説》
「国」とは時代によって、また場合によって指し示す意味が異なる。日本やインド、アメリカ、トルコ、ドイツ、エジプトなどの国家を指し示すことが、現代では一般である。ところが、「あなたのお国はどこですか」と問われれば、それは出身地を意味する。旧国名である、美濃、尾張、大和などもあれば、市町村を示すこともある。もっと示すと、国とは家族や一族でもあり、個人であるとも考えられる。世界のために生きる人も居れば、国家のために生きる人も居る。家族のために生きる人も、個人のために生きる人も居る。それぞれが、自分の適した生き方を保つということが持国天が指し示すメッセージといえる。

<<メッセージ2>>
あなた自身をよく保て。食・呼吸も、あなたの妙薬。また戒を保ち、精進することもあなたの妙薬。自身をよく修めよ。
《解説》
儒教の『大学』に終身斉家治国泰平という有名な一説がある。国を治めるものは家を斉えなければならない。家を斉えるものは身を修めなければならないというものだ。身体的には、食事と呼吸に気を使う必要がある。それらを整えることによって、身体はよく保たれる。また、戒をよく保ち、精進することで、あなた自身をよく修まっていく。その延長線上に、家は整い、一族や地方は治まり、世界平和が訪れる。

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