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2008/02/21

愛染明王 2月守護部

愛染明王 :オン マカラギャ バゾロシュニシャ バゾロサトバ ジャク ウン バン コク

[特徴]高野山金剛峯寺は『金剛峯樓閣一切瑜伽瑜祇經』を典拠とする。愛染明王はこの経典を典拠としている。そのために高野山では、不動明王とともに愛染明王を重要視する。菩提心を愛念し、一切衆生を愛憐し、衆生が菩提を厭うことと一切の煩悩をを打ち滅ぼす明王。阿閦如来の四親近の金剛薩埵・金剛王・金剛愛の三菩薩と同体とされる。愛欲も仏の眼から見ると、大慈悲に連なり、そのまま菩薩の位であることを表す。
三つの眼は法身・般若・解脱の三徳を意味し、仏部・蓮華部・金剛部の三部をも意味し、また薩・王・愛の三菩薩をも意味する。忿怒の相は菩提心に違うことに対する怒りを示す調伏の意味。獅子の冠は障碍を降伏し、獅子のごとく畏れがないことを意味する。赤い色は愛欲の色であり、大悲の色。

<<メッセージ1>>

愛欲は、大きな命との繋がりを求めるもの。愛欲そのものは、本来清浄なもの。愛欲にとらわれることなく、その愛欲の持つ力強さに眼を向けよう。
《解説》
人はなぜ他者に愛欲を求めるのだろうか?それは、自らが大いなる命と繋がっていたことを記憶し、その心地よさを知っているがゆえに、繋がりを求めているからだ。その思いは決して汚れたものではない。大いなる命と繋がるという純粋な心なのだ。その思いは、菩提心と表裏一体である。菩提心の一面として大覚を求める心がある。その大覚を求める心と、大いなる繋がりを求める心と差異は無い。愛欲は、本来力強く堅固な菩提心他者をも魅了し、大いなる道を歩んでいく正道へと連なっている。
守護尊カードはあなたに、愛欲に溺れることなく、その思いの本質を見つめなおすことを薦めている。そこにあるのは、生命力あふれる菩提心の世界だからだ。

<<メッセージ2>>

愛欲も貪る心も、個人レベルから大宇宙レベルにまで引き上げると、覚りの世界に直結する。愛欲も貪る心も無理に消すのではなく、溺れないようにして上手に活用しよう。
《解説》
愛欲は根本煩悩の貪る心の中でも、もっとも強力なもの。その海に溺れてしまうとなかなか抜け出せなくなってしまう。しかし、その愛欲そのものは本来は清浄なもの。それゆえに、人は愛情を大切にし、その愛情ドラマや小説、舞台に魅了されていく。愛欲とは何なのか?愛欲とは、大いなる命との繋がりを熱く熱く求めるもの。それを眼に見える形で、求めていくのが愛欲であり、愛欲そのものは本来は汚れたものでも穢れたものでもない。愛欲があるからこそ子孫が産まれ、愛欲があるからこそ家族ができ、愛欲があるからこそ共同体が作られ、愛欲があるからこそ、世界平和や幸せを願うことができる。
守護尊カードは、愛欲の危険性を知った上で、あなたに上手に愛欲を制御せよと伝えている。その愛欲が制御されたとき、あなたは心の中も、社会的にも平和な世界へと導かれていく。愛欲は、悟りの世界と直結した、本来清浄なものであることを見つめなおそう。

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