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2007/11/20

大黒天 11月天部2

大黒天: オン マカギャラヤ ソワカ

[特徴]元々は荒々しい破壊戦闘と死を司る神。その大黒天には三つの性格がある。戦闘・財福・冥府の三つである。シヴァまたはドゥルガが世界を破壊するときに化身する姿ともされる。隠形・飛行に長じ、不老長寿の薬にも長じているために、傷つかず・自由自在に顕れ隠れるということから戦闘破壊の神として尊崇された。梵名Mahākālaのkālaには時の意味があり、現在過去未来の三世を越える神。そこから。死を超える閻魔神と同体とされ、冥府の神と、もされる。インドの寺院では厨房にこの神を祀ったところ、足りなかった食材がみたされたという伝説があり、そこから厨房の神・財福の神として崇められる。俵の上に乗り、袋を背中に担ぐ七福神として有名な大黒天は、日本の大国主命とその音が似ていることにより合柔された姿。

<<メッセージ1>>
食を意識しよう。医食同源、食は養生の薬でもある。
《解説》
インドの仏教寺院の厨房では、大黒天が柱に祀られていたことが、『南海寄海伝』に記されている。そこから日本の仏教寺院でも大黒天が祀られることは少なくない。これにまつわる伝説がある。ある寺院では百人の僧が寝起きしていた。そのために毎日の食事は百人分であった・ところが、あるとき五百人の僧がやってきて、食を調える時間がなくなってしまった。そこでこの大黒天に祈ったところ、百人の食材で全て賄うことができ、過不足がなかったという。そこからも厨房の尊象として崇拝を受けた。厨房は食事の場である。守護尊カードは、食事に意識を傾けることを勧めている。大黒天の一つの顔に不老長寿の薬を司るものがある。医食同源、食事もまた大切な薬。体調が思わしくない人は体調に合わせた食事を、体調に問題がない人は平生養生のための食事をしよう。

<<メッセージ2>>
破壊と豊穣は表裏一体。欲に振り回されることなく、自らを律し、今の道を歩め。
《解説》
厨房の神であり、財宝の神であり、大自在天の破壊面を象徴した神でもある大黒天。日本では大国主命と同一視され、右手に打ち出の小槌、左手に大きな袋、足元には俵がある。大国主命は、すさぶる神である素盞鳴尊(スサノオノミコト)の子孫で、少彦名神と共に国の運営をよくし。国造りの神として尊崇される。大黒天は、その名前・性格・出自から大国主命と同一視された。
大黒天は、財宝をもたらす神である。その力は絶大であり、欲望という波に飲み込まれると、それは破壊に繋がる。自らを律せよ。欲望という波が襲ってきたら、大黒天のもう一つの顔である破壊神の持つ刀でその波を切り払え。あなたの中の波のような欲望をよく破壊せよ。その欲望が破壊され、あなた自身を律したとき、あなたに豊穣がもたらされる。守護尊カードは、破壊と豊穣をよく知るようにあなたに勧めている。

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