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2006/05/11

年をとることって悪いこと?

最近、アンチエイジングということばをときおり耳にします。とても悲しいです。ここには差別意識があります。年をとることが悪であるという。年齢を重ねることが本当に悪いことなのでしょうか?現在の日本では老害という新語まで作り出して老いることを否定します。そして老いても若作りをしている人を褒め称えます。本当にこれでよいのでしょうか?

江戸時代の職制に、大老・老中・若年寄、大奥には年寄り、明治から昭和初期にかけては元老院、相撲の部屋にも年寄株があり、禅宗では老師という言葉があります。そこで用いられている老の意味は、「知恵あるもの」ということ。つまり昔の日本ではお年寄りとは貴重な存在で知恵あるものという意味だったと思います。

無理して若く居る必要はありません。老いが大切な人には老いを大切にしてもらい、若作りをしたい人には若作りをすればいいのではないでしょうか。いつまでも若々しくする必要なんてないのです。

死を迎えるにあたり、元気に死を迎え入れることのほうが大切なのではないでしょうか?

元気に年をとればいいんじゃないでしょうか?

美しく老いていけばいいんじゃないでしょうか?

老いを楽しめばいいんじゃないでしょうか?

元気に美しく年をとり、老いを楽しむ・・・こんな生き方をしたいものです。

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