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2006/04/03

高家の新たな意味付け

高家寺の「高家」とは、元々は貴族という意味からつけられた名。発願者の二の丸殿は戸田松平家の姫。戸田松平家は藤原北家閑院流の正親町三条家の支流。副家紋として連翹襷(れんぎょうだすき)を用いているのはそのためです。高家寺の寺紋も連翹襷。江戸時代の職制である「高家」は旗本の職であり、高家寺とは関連はありません。江戸初期まで「高家」とは貴族一般を意味する言葉であったようです。

広辞苑によりますと、「高家」には、よりどころという意味があります。仏教は釈尊の最後の言葉によれば「自らをよりどころ」とし「法をよりどころ」とする教え。しかし、すべての人が強く、自分や法をよりどころとして生きているわけではありません。むしろ、何かに頼って生きている人のほうが多いくらいです。そこで、「仮のよりどころ」という意味も「高家」の新たな意味づけとして用いることにしました。

また、全ての人、全ての生きもの、全ての物事には、気高い心があります。私たち人間の多くはそのことに気づいていないだけです。気高き心はツキを呼び込みます。ツキを呼び込む「気高き心」に気づく家という意味も「高家」という文字の中に新たに読み込んでいくことにしました。

「よりどころ」として「気高き心に気づく家」として、高家寺は寺院活動を続けてまいります。

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