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2005/04/19

自分自身の心に理想の姿を描く

「自分自身の心に仏を作る」これが実は密教の真髄の一つです。自分の理想の姿を仏さまとして心の中にありありと描くと、実は自分もその仏に限りなく近づくことができます。ただいきなり、万能の大日如来のような姿を描くのではなく、できる限り特徴をもって描くがくことが望まれます。
その具体的な方法論としては、30年後、20年後、10年後、5年後、1年後と逆算で理想の姿を描いていきます。そして、半年後、一ヵ月後と何をしなければならないのかを考えて実行していくのです。そしてできる限り、その理想の姿は絵や文字などで紙に記すとより具体化できます。

密教は仏教ですから、その理想の姿を如来菩薩としてイメージします。そして姿・手の形・持ち物・色・真言などに意味を持たせます。そして修法の中で、自分自身がその理想の仏になりきります。その仏となったとき、それがまさに即身成仏。

この方法は何も密教だけのものではなく、いろいろな分野で応用がききます。

この数年、ビジネス界では「成功」という言葉が流行っています。この流行は何なのかということを確かめたく思い、私も何冊かその関連の本を手にしました。その中で面白かったのは三者。神田昌典氏、本田健氏、小坂裕司氏。彼らは、今の自分から将来の自分を予想するのではなく、未来の自分をありありと描き出し、逆算して自分を作り出していくということに三者とも共通しています。これはまさに密教の心の中に仏を作り出すと同じ方法です。

ビジネスだけでなく、これはほんとにいろいろな分野で応用がきくもの。10年先、5年先、1年先の自分の理想の姿を、紙に描き出し、それを心に刻み込んでください。そして、それをただ単に実現していく。ここに自己実現ができてきます。
ただしこれは他者には決して言わず、自分の心の中で熟成させてください。

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