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2003/12/01

寒さも思いようで

11月28日、月例の護摩供養がありました。とても寒い日で、お参りされていた方々も寒かったようです。私は目の前は炎によって温められていましたが、背中は結構寒く感じていました。すると、そこでふと感じたことがありました。

寒さに負ければ、ただただ寒さに文句を言うのが人間です。暑いときは「もっと涼しく」と冷房を求め、寒ければ「もっと温かく」と暖房を求めます。最近では、電車やビルの中では、夏は冷房が効きすぎて長袖が必要になってきていますし、冬は暖房が効きすぎて薄着にならざるを得ません。なんだか変な状態です。

ここで逆転の発想。「寒さは身が引き締まる思い」とは思えないのでしょうか?このお話をしたら信者さんたちは、大きくうなずいてくれました。そして何度も何度も「寒さは身が引き締まる」と口ずさまれて・・・(^^)

あれが駄目、これが駄目と、人は批判しがちです。私も例に漏れません。しかし、あれをこう活かし、これをこう活かすという発想をすると、同じものでもまったく異なって見えてきます。これは、人に言われたことを、相手の意思とは異なっていても、良い意味で自分を高める言葉として受け止めていくことにも繋がっていきます。こうし単純な思いこそが実はおかしな社会を変えていくのではないかと感じたのです。

大切なのは受け手がどのように感じるかということ。多くのお祖師様方が比喩を多く用いられたのも、受け手の能力ということを感じていたからなのでしょう。

この日の護摩はそういったことを一瞬に思わせてくれました。

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