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2003/07/10

共時性(シンクロニシティ)

6月21日・22日に高山の友人が滋賀県長浜市を訪れました。そこで、小さな岡が眼に入り、麓の神社に行ったそうです。「そこに入ると、まるで古代の神殿に立っているようであった」と友人は語ってくれました。「翌22日も気になり、岡に登ると、そこに窪地があり、とてつもなく大きなエネルギーを発していた。その山でとてつもなく大きな蜂が現れた。その蜂を見て、数字の八を思い浮かべた。」とも。私はその神社の名前を聞いて驚愕しました。神社の名は「忍海(おしのべ)神社」。神社名鑑にも載らない、非常にローカルな神社です。実はその神社に北川の祖父が灯篭を奉納していたのです。15年ほど前に、大叔父と父と共に訪れたことがあります。祖父の代まで、北川家は長浜市大戌亥に在をなしていました。その大戌亥の氏神が忍海神社だったのです。そしてその祖父の名前が、「蜂」ならぬ「孫八」。とても大きな流れを、その友人と共に感じました。更に、今月19・20日と、二人とも別件で長浜に行く予定になっていて、再度驚かされた次第です。
こうした偶然の一致(共時性)のようなことは、本当は日常茶飯事なのでしょうが、気づかない人には全く気づかずに済んでしまうのが普通です。人と人の繋がりだけではなく、人と土地、人とモノ、人と時、人と機会には大きな流れがあるものです。この流れを無視するか、その流れに逆らうか、その流れに乗るかはその人次第です。自分自身を自己実現していくためにはどうしたら良いのかはとても重要です。私たちはこうした共時性のなかで大いなる命の一部として生きているのでしょう。

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