お葬式を考えてみませんか?
先日、知人との会話で「お葬式や法事について学べる場がないね」という言葉を聞きました。実際に、自分の両親や身内・知人などの葬儀が突然に迫られたとき、おろおろすることは少なくないのではないでしょうか?人間生まれてきたからには必ず死を迎えます。それにもかかわらず、葬儀や遺書その他のことを学ぶ場がほとんどないのが現実です。
本来葬儀には各家庭の色があって良いと思います。
・極親しき人だけが集まり、死者を冥 土の旅路に送り出すような送別会。
・葬儀には、その人を中心にいろいろな人が集まるので、そこはまさにいろいろな出会いの場。まさに、故人を中心とした交流会。
・伝統的な葬儀
・見栄を思いきり張った葬儀
いろいろなものがあると思います。しかし、こと、こうした葬儀に関わることとなると、人は僧侶や葬儀屋の言われるがままになりがちです。それはまさに「知らない」ということが引き起こす感情に流されるからです。
「院号・戒名料に○○円取られた」とか、「葬式代が高すぎる」とか批判する前に、まず葬儀に関わる事柄がどういうものかを知り、どんな葬儀ができるのかを皆でいろいろ考えてみませんか?言いたいことを話し合いましょう。どんなことを質問して下さってもOKです。自分自身や親の葬儀を自分たちでコーディネイトするためにも。
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