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2001/02/28

農業回帰

景気が悪い時代だからこそ人は生きるということを見つめ
農業への回帰が静かに始まってます

 史上最低の求人率と高水準の失業率。明らかに景気は後退しています。その一方で最近、農業が注目されつつあります。確かに農家の後継ぎ数も耕作面積も、いまだに下降現象に在ります。ところが、就農準備学校に人気が出たり、サラリーマンは農村志向であったり、書店に農村回帰ブームが起きたり、女子大生の就農希望者が増えたり、農業高校希望者の数が増えたり、日本のあちこちで農業回帰が起き始めて居ます。まだまだ小さな動きですが、食糧自給率42%穀物自給率27%のこの国において、当然の流れのように思います。
 これからのわが国が進むべき路、この不景気でやっと見え始めたように思います。

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2001/02/21

心豊かとは

 ものがまだまだ少なかった昭和30年代40年代以前の日本と現代の日本、どちらが心豊かだったのでしょうか?
 先月末にお寺の裏の三峰山(みつみねやま)にのぼって、各務原市尾崎小学校下の方々に講演をさせていただきました。その中で「心の豊かさを残したい」という発言がありました。私も含めその場に居た皆が、その発言には賛成でした。ところが、ふと考え「今は心豊かなんでしょうか?」と発言してみると、ほとんどの方が否定的な応えを返されました。
 心豊かな生活とはどういう生活なのでしょうか?私たちが子供たちに残したい社会とはどういう社会なのでしょうか?
 東ベルリン出身の方からこんな言葉を聞きました。「私たち、旧東に住んでいた人たちは、東も西も知っている。しかし旧西側の人は西しか知らない。旧東側には物がなかった。西と合併する時に、物が豊かになれば、今以上に幸せになると皆が思った。合併後、確かに言論とか思想・旅行などの自由を得た。その意味では幸せになったかもしれない。しかし、物が増えるにつれてそのものにこだわる人々が増えた。隣同士で無料で物を貸し借りする風潮が消えた。セキュリティーもより厳しくしなければならなくなった。そして主人公はテレビなどに移り、家族や友人同士での会話がなくなっていった。そして多くの人が気付き始めている。ものが多ければ多いほど人は幸せでなくなる。ものが少なければ少ないほど幸せであると」
 ものがまだまだ少なかった昭和30年代40年代以前の日本と現代の日本、どちらが心豊かだったのでしょうか?

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